シーバスナイトフィッシング

ライトソルト

ショアからシーバスを狙う場合は、夜の釣行がおススメです。メリットや注意点、あると便利なアイテムを共有します。

ナイトフィッシングのメリット

ナイトフィッシングのアドバンテージを解説します。

常夜灯の光を利用できる

シーバスは夜行性の魚と言われています。

活発に活動する夜に何をするのでしょうか?

1番の目的は捕食活動です。つまり食事をするということ。

自然界の生き物は、食べることができなければ生きていけません。

まさに命がけです。

できるだけ体力を消耗せずに、楽に捕食活動ができる場所を本能で知っています。

その一つが「光」が照らされている場所です。

なぜか?  そこにはベイト(食事)が集まってくるからです。

人間の目から見て、最もわかりやすいスポットが「光」のある場所というわけです。

※ちなみに、満月🌕の晴れの日は光のアドバンテージは小さくなります。
 新月🌑の日や曇りの日は、街灯の光の明暗がはっきりしてアドバンテージは大きくなります。

岸から狙いやすい

日中は太陽の光をはじめ、人的プレッシャーなど様々な刺激にさらされています。

夜になりプレッシャーが下がると岸際に対する警戒心が薄れてきます。

思いがけない大物が足元に潜んでいることもあります。

遠投する前にまずは足元からじっくりチェックしましょう。岸際に近づくのはそれからでも遅くありません。

釣行時の注意点

釣りに集中、楽しむために以下の点に注意しましょう。

一般的なマナー

大きな声を出して近隣住民の迷惑にならないようにする

夜は思っている以上に静かです。

わかっています。今更当たり前のことを言われなくても…

<魚がヒット>

「掛かった!!網!網!」「でけぇ!!」「早く早く!!」

みたいなこと、やっちゃってませんか?

仲間内で釣りに来てるとやってしまいがちですので注意しましょう。

無断駐車はしない

当たり前のことですが、夜間で人気がないとやってしまいがちです。

これも近隣住民とのトラブルにならないように注意が必要です。

日中にフィールドを確かめておく

夜は暗くて見えづらいので、日中だったら起こりえないような事故が起きる可能性があります。

それを防ぐためには日中の明るいときに現場を確認しておくことが重要です。

事故防止の観点もありますが、釣りに集中できるというメリットもあります。

単純に夜に行く初めての場所、怖くないですか?

日中に現場確認して「知っている場所」にしましょう。

釣りにおけるマナー

夜は先行者の表情が見えづらいので、日中より特に注意が必要です。

先行者への声掛け

自分のお目当てのスポットに先行者がいる場合、諦めるのも選択肢ですが、一言掛けて少し離れてやるのも手です。

先行者のテリトリーは人それぞれですから、こちらが声を掛けずに「これくらい離れていればいいだろう」と判断して釣りを始めるとトラブルになることもあります。

「こんばんわ、少しやらせてもらってもいいですか?」
「このくらい離れてればいいですか?」

一言掛けるだけでトラブルは回避できますので、当たり前のことかもしれませんがおススメです。

光で水面を照らさない

お目当てのスポットに到着したらあなたは何をしますか?

地形やベイトの有無をチェックするために、ライトを水面に照射。

その行動が魚を釣ることを難しくしているかもしれません。

例えば、これから釣りをする場所に石を投げ入れるようなことはしませんよね?

「光」も同じです。


本記事の冒頭で「街灯の光を利用しましょう」って言ってたのに論理が破綻していると突っ込まれそうですね。

街灯の光との違いは、

街灯の光:安定して照らし続ける  動いたり消えたりしない
人が照らす光:不規則に照射  点いたり消えたりする

街灯の光は点灯したら、その場所で翌朝まで照らし続けます。

このように安定した光はベイトを集めてくれ、捕食者の格好の餌場になります。

一方で人が照らす光は、神出鬼没に照射されるため魚を驚かせてしまいます。

人間だって暗闇でいきなりライトを照射されたら、びっくりするしイラっとするでしょう。

自分がされて嫌がることは、魚も嫌がっていると認識すれば静かなアプローチに自然となります。

必須アイテム(視界の確保)

ナイトフィッシングにおいて、ナイト気持ちが萎えるアイテム2選

ライト

当たり前のツールですが、そのくらい重要です。

絶対忘れないようにしましょう。

忘れてもスマホのライトでどうにかなるでしょ?

…なりません。 無いよりはマシですが。 

釣りは細かい作業が多いですよね。ラインとルアーを結ぶ作業はその典型です。

特に手元が見えないと照らすことができないと、ストレスがたまって釣りに集中できません。

スマホ片手に照らしながらラインを結束するのは至難の業です。

手元をフリーにできるようなタイプのライトを必ず携帯していきましょう。

ツバ付きの帽子

帽子はあえて「ツバ付き」としたのは意味があります。

帽子は頭部を守るためにも重要なアイテムですが、ここで言いたいのは視界を確保するためです。

街灯の近くで釣りをしていると、街灯の光がまぶしくて水面がよく見えないことがあります。

これが結構なストレスになります。

帽子にツバがあることで、光が直接目に入ってこないため視界を確保できます。

まとめ

ナイトフィッシングのメリット

  • ナイトフィッシングは魚の警戒心が薄れ、ヒット率が上がる
  • 街灯の光など狙うべきファクターが明確
  • 魚が岸に寄りやすい←ショアから狙いやすい

注意点

  • 日中の現地確認
  • 一般的なマナーの励行
  • 先行者への声掛けによるトラブル防止
  • 水面へライトを照射しない

必須アイテム(視界の確保)

  • ライト(両手がフリーになるもの)
  • 帽子(ツバ付き)

それでは、ナイトフィッシングを存分にお楽しみください。

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