シーバスを釣るためのアクションプラン①

ライトソルト

シーバスを釣りたい!でも、とりあえず何をしたらいいか分からない人はぜひご覧ください。
この記事ではシーバス(35㎝以上)をルアーで釣るために具体的に何をすればよいか示していきます。

無限といえるアプローチの一つですが、参考になれば幸いです。

結論

い つ:春先~晩秋の夜間
どこで:河川の橋脚、運河、河川の合流点
何 を:ライトタックルでレンジバイブ45
どのように:ルアーを流れに乗せながら橋脚に当てるイメージ
で、喰わせる!

それではもう少し掘り下げてみていきましょう。

いつ釣りに行けばいいのか?

季節

年中狙える魚ですが、イージーな季節はあります。
釣りやすい順に…

①晩秋
②春
③夏

秋の荒食いは聞いたことがあるかもしれませんね。
タイミングさえ合えば何でも喰ってしまう活性の高さです。

5月~6月も橋脚がらみで数釣りを楽しめる季節です。

夏は水温と水通しがキーになりますが、比較的釣りやすい季節ではあります。

時間帯

おススメの順番としては…

①日没1時間後~翌朝日の出1時間前
②朝マズメ 夕マズメ

シーバスを釣ることを考えたら、断然「ナイトフィッシング」をおススメします。

条件が①となっているのは、日光の影響がなくなってから時間を置くことでシーバスの目が慣れるからです。

昼から夜、夜から昼に起こる光量の影響は大きな環境変化です。

光による魚のポジションに及ぼす影響はなくなります。

管理釣り場(釣り堀)において観察するとよくわかるのですが、曇り(光量が少ない)の時は魚のポジションが上ずり、雲がなくなり日光が急に出るとボトムに下がります。

安定して光のない夜は、日中と比較して魚のポジションが上ずる傾向があり釣り人に有利です。

潮回り(タイド)

大潮 中潮 小潮 長潮 若潮 中潮 大潮 

それぞれ釣り方は異なりますが、今回は「レンジバイブ45」を使用した釣りですので

中潮 大潮 の比較的流れの強い潮回りがベター

レンジバイブ45(6.3g)は後述するライトタックルでは重量級のルアーになります。

流れの強い状況でも、

小型のルアーを早急にボトムまで落とし込むことが可能

どこで釣りをするか?

ここでは、岸から狙えるポイントでかつ手軽に実釣できるポイントに絞って案内します。

橋脚の絡む河川

最も視覚的にもわかりやすい一級ポイントです。

橋脚の上流側、下流側の両方ともに魚の付きやすい場所となります。

どのポイントにも言えることですが、どこにポジションを取れば最も効率的に捕食できるかという視点が重要になります。

橋脚であれば、流れの速い側面は魚としては体力を使いそうだな。

だから、橋脚下流側の流れのよれには付きやすそうだな。

そんな想像をしながらルアーを送り込んでください。

河川の合流点

このポイントも一級ポイントの一つです。

あらゆるものが流れてくる合流点は、ベイトの待ち伏せポイント


シーバスにとってもここに陣取っておけば、食事に困らなそうですね。

運河

運河とは、船舶運航のために人工的に作られた水路のことです。

ゆえに足場がしっかりしており、釣り人にとっては釣りやすいポイントになります。

ナイトフィッシングでは常夜灯がさらに魚を集めてくれるでしょう。

運河 × 橋脚 × 常夜灯 = シーバスがいる確率UP

苦手なシチュエーションは、夏場の日中で水通しの悪い浅瀬です。

人間に例えるなら、狭い部屋に窓も開けずエアコンなしでいるようなもの… 

ライトタックルで魚と出会う確率UP

いわゆるゴリゴリのシーバスタックルではなく、ライトタックルを強く推奨します。
関連記事はこちらからご覧ください。

シーバスタックルで釣れない人へ

タックル(釣りをする道具)

ロッド:6.3ft~6.8ftのUL(ウルトラライト)~L(ライト)

リール:2000~2500番

ライン:フロロライン 3LB~4LB

ルアー:レンジバイブ45(バスディ)や鉄PAN Vibe5g(ジャクソン)

なぜライトタックルで挑むのか?

PE0.6号(約12LB)などで釣りをしていた人は拒否反応が出そうなタックルバランスですよね。

フロロライン3LBで切れない!?

 「細いラインは弱い」その呪縛から解放します

力任せのフルキャストをすればキャスト切れはおきます。しかし

バランスの取れたタックルであればキャスト切れはまず起きない

そもそもライトラインでキャストするので、フルキャストすることなくぶっ飛んできます。

さらにワンポイントとして、気持ち長めに垂らしを取れば切れることはまずありません。

魚が擦れにくい(プレッシャーを与えづらい)

太いラインより、細いラインのほうがプレッシャーを与えづらいのはなんとなくわかると思います。

さらに、PEラインではなくフロロラインを使用するのは

PEライン独特の「糸鳴り」が水中で与える影響(デメリット)が大きすぎるため

人間でも不快と感じる「糸鳴り」が魚に影響がないといえるでしょうか?

管理釣り場(釣り堀)でPEラインを避けていくニジマスを見れば納得いくと思いますよ。

活性が高いときはフロロでも、PEでも関係ないでしょうが、シビアな時はPEはアウトです。

※PEラインが全くダメと言っているわけではなく、メインのラインとしては向いていないということは付け足しておきます。つまり、使いどころを選ぶ特殊なラインということです。

小さいルアーを早急にボトムまで落としたい

小さなルアーをボトムまで一気に落とすためには、ラインの抵抗をできるだけ落とす。

フロロ3LBであればそれが可能です。

もちろん、あえて太いラインで小さいルアーを投げ、ふわふわさせるのが効果的な場合もあるでしょう。

ただそのような場合は、バイブじゃなくミノーやシンキングペンシルの方が効果的なことが多いです。

ルアーの動きを邪魔しない

フロロ20LBに4gの小型ミノーを使用する。明らかにバランスが悪いですよね。

太いライン × 小型ルアー = ルアーの動きを殺す

チワワに土佐犬をつなぐ鎖を付けているようなものです。思うように動けないのは想像に難くないでしょう。

実際に釣っていこう

ここからはフィールドに立っていると想像してついてきてください!

橋脚の上流側から狙うパターン

①狙う橋脚の上流10mあたりにキャスト

②水深や流れのスピードにもよりますが、橋脚に当てるイメージでルアーを流す
 ※橋脚に当たる前にボトムにタッチする場合はロッドを立ててルアーを浮かす

③橋脚に当たる瞬間にロッドをパンッと鋭く短くアクションを加えてみる
 ※多用すると魚が慣れてしまうので注意  

①②③を流すコースを微妙に変えて狙ってみましょう。

釣りはじめの数投が最もバイトする可能性が高いので慎重に。

とはいえ、一般的なPEラインをメインとしたシーバスタックルと比較して、魚に与えるプレッシャーは格段に低くなります。

橋脚の下流側から狙うパターン

キャストに自信のある方は、橋脚の下流側からも狙っていきましょう。

①橋から5~10m離れた位置に立ちます

②橋脚の足元ギリギリにキャストする
 ※この時落ちた瞬間バイトが多発するので集中!

③ボトムにタッチしたら、ロッドを立て根掛かりを回避しながら流す

根掛かりがどうしても気になる方に

根掛かりは釣りをやっている以上避けて通ることはできません。

ルアーをパッケージから出して1投目で根掛かりなんてことは、数えきれないほど経験してきました。

根掛かりを恐れていては、魚と出会う確率は著しく下がるでしょう。

根掛かりしなかったが、魚も一尾も釣ることができなかった

根掛かりしてルアーを1個ロストしたが、1尾釣ることができた

あなたはどちらがいいでしょうか?

とはいえ、お財布事情も人それぞれです。

そんな時はジグヘッド+ワームの組み合わせで挑むこともありかなと思います。

ただ、個人的な思いとしては、

「ここではプラグの方が魚に出会う確率高いな」と思っているのであれば、プラグを投げてほしいです。
もちろんそれがワームの方が分があるのならワームでもいいですが…

まとめ

  • 春先~晩秋
  • 日没1時間後~日の出1時間前(ナイトフィッシング)
  • 中潮の上げ7分~下げ3分
  • 橋脚 常夜灯 の絡むポイント
  • ライトタックルでレンジバイブ45(バスディ)や鉄PAN Vibe5g(ジャクソン)

上記の条件が重なるほど、魚と出会える確率はどんどん高くなるでしょう。

あなたの最高の一尾に出会えますように

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